植物と害虫の病気と予防〜和田造園
植物の病気予防〜和田造園 プロの豆知識
お客様からの相談でもっとも多いのが植物の病気や害虫についてです。
そこで私達がお客様の庭にお邪魔する際によく目にする植物の病気の特徴や症状、発生時期を簡単にまとめました。病気や害虫はある程度決まった植物に発生しやすいので、それぞれの病気や害虫被害の特徴などを知っておく事が被害を最小限に抑える事に繋がります。
またこの他にも、ブログにて同様の情報を写真とともに更新中。より詳しく説明しています。
植物の病気と害虫の傾向と対策
- 水はけをよくする。
- いつも湿っている場所では病気の発生が増えます。
水はけのよい場所で育てるようにしましょう。 - 植物の好む日当たりと風通しを確保する。
- 一般的には植物は日当たりを好むので、そのような場所では病気や害虫の発生は減少します。また、風通しも重要でなるべく密植を避けて込み合った枝を剪定するなどしましょう。
- 植物を傷つけない。
- 病気の原因となる細菌や糸状菌などは花や茎・根の傷口から侵入しやすいので、整枝・剪定の際はなるべく茎や葉を傷つけないことが大切です。太い枝などを切り落とした場合は切る口に癒合剤(トップジンなど)をし、病原菌の侵入を防ぎましょう。
病気や害虫の予防と対処法
病害虫防除の基本は、まずは植物を丈夫に育て病気の原因となる病原菌や害虫を寄せ付けない環境づくりです。病気や害虫が発生した場合は、薬剤などで治療や防除を行うのですが、薬剤を使用する前にまず、植物の生育環境を整え病害虫の発生を未然に防ぐ事が大切です。
植物に発生しやすい病気予防
【うどんこ病】 |
糸状菌が繁殖し新芽や若葉に小麦粉をふりかけたように白くなる病気。草花・花木・庭木・果樹などの植物に発生する。 【うどんこ病の対処法】 病気がひどく進行した場合は治療不可能なので除去する。 |
【ウイルス・モザイク病】 発生期間 4〜10月 ![]() |
ウイルスに感染しておきてしまう。種類も多く、症状の軽いものか葉が萎縮するものまである。予防が大事である。ウイルス自体の数が多く、1種類のウイルスがいくつもの植物に感染するために多くの植物に発生する。 【ウイルス・モザイク病の対処法】 薬剤での治療は無理なので見つけ次第切断する。 |
【さび病】 発生期間 4〜10月 ![]() |
葉の表面にさびのような斑点があらわれてしまう。糸状菌が原因である。植物の種類によって黒さび、白さび等があるが果樹に多く見られる。 【さび病の対処法】 発生初期の薬剤散布が効果的。 |
【すす病】 発生期間 4〜10月 |
葉や枝がすすのような黒いかびに覆われてしまう。原因の糸状菌は害虫の排泄物に寄生して繁殖する。庭木や果樹、草花や観葉植物などに注意。 【すす病の対処法】 スミチオン乳液など薬剤散布が効果的。 |
【もち病】 発生期間 ツバキ 5〜6月 ツツジ類 9〜10月 ![]() |
新緑が肥大化しもちがふくらんだようになります。その後白いかびに覆われて枯死します。ほうっておくと周囲に伝染するので注意する。 ツツジ類とツバキ類のみに発生。 【もち病の対処法】 伝染源は早めに切断する。また新芽前の硫黄剤なども効果的です。 |
植物に発生しやすい病気予防
【アブラムシ】 |
被害の多い吸汁性害虫で若葉や茎、枝などに群集して群集して吸汁。また、細菌を媒介するためすす病やウイルス病などの発生源となります。草花・野菜・花木・庭木・果樹などに発生。 |
【カイガラムシ】 発生期間 年1〜2回 (幼虫は5〜7月) |
樹木の幹や枝などに寄生し固着して吸汁による被害を与える。またカイガラムシの排泄物はすす病やこうやく病の原因となります。発生するのは樹木や草花が一般的だが、洋ラン・ツタなどにも寄生。 |
【グンバイムシ】 発生期間 年2回 (4〜6月 / 9〜10月) ![]() |
相撲の軍配の形に似ている事からついた。葉表に寄生し、吸収跡は葉緑素が抜け、白くかすり状になったり、黒いヤニ状の排他物で汚れてしまう。ツツジ・サツキ・シャクナゲ・ウメ・サクラなどに発生。 |
【ケムシ】 発生期間 年1〜3回 (4〜10月) ![]() |
毛の長い蛾の幼虫。葉を食害し大量に発生すると葉を食い尽くしてしまう。毛虫の毛が肌に触れるとどうしようもないかゆみに襲われます。つばき・さざんか(チャドクガ)サクラ・ウメ(モンクロシャチホコ)に発生。 【毛虫の対策】 薬剤散布が効果的。 |
【スズメガ】 発生期間 年1〜3回 (春から夏) |
スズメガの幼虫は大型のイモムシ。大量発生は無いが、食欲旺盛のため被害は大きい。粒状の糞が目印。サクラ(ウスバスズメ)・クチナシ(オオスカシパ)に発生。 【スズメガの対策】 薬剤より直接見つけて捕殺する。 |
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